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ゴールデンゲートブリッジの先を、この目で見てみたかった|中野祐希

2013年2月17日

 「社会人になるまで海外経験はゼロに近かった」という中野祐希さんですが、社会人1年目の秋に突然アメリカへの一人旅を決行。

人生2回目の海外が一人旅という、見た目からは想像できないチャレンジングな体験談を聞いてみました。

 

 

社会人初の夏休み、夢のアメリカへ

 

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-初めて一人旅に行ったのはいつですか?

去年(2011年)の夏……かな? 社会人1年目の、初めての夏休みを使って、サンフランシスコに行きました。ちなみに、これが人生2回目の海外でした。

 

-2回目で一人旅とはチャレンジャーですね。

それまで、あんまり海外には縁がなかったんです。初めての海外は、大学院生のときに教授と2人で行った学会発表。アメリカのデトロイトだったんですけど、基本的に発表会場と宿泊先のホテルに缶詰で、旅行って感じではなかったな。

 

-それが、どうして急に一人で海外に行くことになったんですか?

社会人になってみたら、同期が海外経験豊富な人ばかりだったんです。海外にホームステイしたことある人とか、それこそしょっちゅう海外一人旅してる人とか。僕はそんなこと考えたことがなかったので、単純に「いいなあ、すごいなあ」って。憧れが生まれたんですよね。

 

-それで、中野さんも一人旅をしてみようと。

去年の夏は仕事がかなり忙しくて……。それが、9月に入って一旦落ち着いたんです。急に1週間の夏休みが取れることになって、せっかくだから日常から離れたところに行こう、と。実家に1週間帰るのは負けかなって思って(笑)

 

-なるほど。なぜアメリカを選んだんですか?

大学院生のときの学会発表がアメリカだったのと、昔からNBAが好きだったのもあって、アメリカには元々すごく興味があったんです。それで、行ったれ! と。

 

-目的地をサンフランシスコにしたのは?

サンフランシスコは、交通の便が良くて旅行初心者向けと聞いて、行ってみようかなと思いました。景色を見るのが好きなので、ゴールデンゲートブリッジを自転車で越えてみたい、その先の町を自分の目で見てみたい! と強く思って、決めました。

 

 

初日は不安で不安で……

 

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-で、行ってみて、どうでした? 

今思えば、すっごく楽しかったです。ただ、最初は本当に不安でしたね。元々ドジなほうなので、身の安全とか、お金のこととか……。

 

-確かに、考えだすと心配は尽きないですよね。

まず、一人で飛行機に乗るのが初めてだったんですよ。だから、荷物ゲートでなかなか自分の荷物が出てこなかったときとか、乗り継ぎのときとか、大丈夫かな? 何か間違えてないかな? って常にそわそわ……。

 

-わかります! 最初は緊張しますよね。なんでこんなことしちゃったんだろう、みたいな。

そうそう! 途中から、機内食の写真撮るくらいの余裕は出てきたんですけど、いざサンフランシスコに着いたら、どうしよう、なんで来ちゃったんだろう! って(笑)

 

 

一人旅≠孤独

 

4-6

 

-そこから、楽しいと感じるようになった経緯が気になります。

うーん、最初は緊張しましたけど、着いて一晩寝たら、もう平気でした。よし、楽しむぞ! っていう気合いが出てきた。行きたいところもたくさんあったので。

 

-良いですね! 特に何が楽しかったですか?

ゴールデンゲートブリッジのサイクリングは、ずっとやりたかったことだったので、実現したときはすごく嬉しかったです。ブリッジ渡ってるぞー! って。テンション上がったなあ。あとは、いろんな人との関わりかな?

 

-現地で出会った人と、何か交流があったんですか?

僕、行く前は、一人旅って孤独なものだと思ってて。でも全然そんなことなかった。逆に、一人だからこその出会いがたくさんありました。

 

-印象に残っている出会い、ありますか? 

なんだろう、本当にたくさんあります。バスの時刻表の見方がよくわからなくて迷っていたら、近くににこにこしながらこっちを見てる女の子がいたので、勇気を出して話しかけてみました。そしたら、「あなたラッキ-だね!」って言われて。その子お父さんが日本人だったんです。日本語がちょっとわかる子だったので、目的地の途中まで一緒についてきて道案内までしてくれました。

 

-へぇ-、優しい!

あとは、夜景を見ていたときに隣にいた女性に「Are you Chinese?」って話しかけられて、「No, I’m Japanese」って答えたら「私もです」と。お互い日本語が通じるのが嬉しくて、夜景を見ながらひたすら話したのも思い出に残っています。

 

-出会いは一人旅の醍醐味ですよね。

本当にそう。サンフランシスコは旅行者も多いし、本当にいろんな人がいました。バスで知らないおばちゃんに話かけられたし、ホ-ムレスのおじさんにも声をかけられた。

 

-そういうときはどんな話をするんですか?

「地震は大丈夫だった?」とか、「ジャパニーズ? おお知ってるよ、ナ・デ・シ・コ!」とか(笑)。僕の英語は中学生レベルなんですけど、それでもたくさんの人と話をしたし、それが楽しかった。

 

 

世界は広い!

 

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-旅に行って、自分の中で何か変わったことはありますか?

ちょっと自信が付きました。一人で普段と全然違う環境に行って、短期間だけど生活をして、無事に帰ってくることができたことが、素直にうれしかったな。あとは人並みですけど、たとえば、悩み事ができたときとかに、それって実はちっぽけなことなんじゃないかって思えるようになったこと。広い景色やいろんな人達を実際にこの目で見て、それがリアルに感じられるようになったと思います。

 

-普段と違う場所に行って、視野が広がった、と。

仕事は、基本的にいつも同じようなメンバ-で、同じようなスケジュールでやっているので、それがパッと開けたような感覚がありました。世の中もっと広いんだ! って。

 

-“人種のるつぼ”ならではの経験ですね。

そうですね。アメリカは、やっぱり本当にいろんな人がいたなあ。おもしろい人、かっこいい人、きれいな人、変な人(笑)。日本では出会えないタイプの人に出会えました。なんだか、話してたらまた旅に出たくなってきちゃった(笑)

 

-私もです。これからもどんどん旅しましょう!

そうですね!

 


中野 祐希 Yuki Nakamura
おっとりしたやさしい雰囲気の「THE 癒し系」男子。社会人1年目で一人旅デビューし、“世界がパッと開けた感覚”にハマる。外資系ITメーカーでエンジニアとして働きながら、1年に1度の海外を目標に、旅計画を企てている。
―――Profile―――
1985年生まれ 男性
職業:会社員
初一人旅時期:2011年9月 当時26歳
行先:アメリカ

No.004
中村 祐希 Yuki Nakamura
ルート:サンフランシスコ
期間:4日間
費用:12万円
航空会社:デルタ航空

 

アメリカエンジニアゴールデンゲートブリッジ中野祐希鼈宮谷千尋
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interview

鼈宮谷千尋
旅から生まれる誰かのストーリーをこよなく愛する27歳。 旅するように身軽に生きていきたい。 全国に2世帯しかいない苗字が密かな自慢。Sunglialメンバー。

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